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色々間違っているシステム運用
https://t.co/lylbex89Fe — 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) October 30, 2018 。



私も数あるシステム運用経験から、過去最悪な経験を思い出しました。
(未来に出遭うかも知れませんが、現時点で最悪な事例を紹介。)
それはこんなシステム運用でした。

・システムアラートが発生すると自動的にメールが発信される(24時間365日)
・1日に飛んでくるメールは少なくて10通前後、多いときでガラケーの電池が切れるまで
・受信に気付いたら障害の程度にかかわらず、仕事中でも就寝中でも即時対応しなければならない
・夜間は現場無人運転
・ハードウェア故障であった場合、24時間365日対応なので現場に行かねばならない
・対応が完了したら情シス課長に報告(夜中や明け方であっても)
・対応していなかったら、多方面から叱責される

SLAがどうなっているのか、年間の運用投資額を知るよしも無いのですが、当時の事業報告書を読み解くと、数千億円規模のシステム運用レベルを年間総システム投資額4億円レベル(これにはシステム開発費も含まれる。)に100名弱が携わっています。
身体も心も休まる日が一日たりともないんですよ。
私、基本不眠症なので寝る前に薬を飲んでいるんです。
なので、真夜中にメールが飛んでも気付かないんです。
でも、あまりにも叱責を繰り返すので、神経が参ってきたんですね。
薬を飲んでもあまり寝付けられないんです。
そして、とうとうアタマがおかしくなりました。
えぇ。

それまで私、24時間ガラケーを持ち歩いていたんですけど、これを境にガラケーメール恐怖症になりました。
ケータイやスマホは、常に自室に置きっぱなしです。
寝室やリビングは勿論、仕事場でもカバンの中に入れっぱなしです。
なので、家族や親族から「ケータイ出ろや!」と怒られることもしばしば。
でも、もう無理です。寝るときは、一切ネットから遮断です。


話を戻しますが、このシステム運用には色々問題があります。
まず、リスクの許容範囲が狭すぎです。
全てのリスクに対応するなら、それなりの費用をいただく交渉をすべきでしょう。
もう毎日メールが飛んできて、全ての現行業務を止めて対応にあたるのですから、誰一人そこまで整理が出来ないのでしょう。
このシステム運用の恐ろしいところで、障害メールが多すぎてだんだんマヒして考える力を奪っていくんですよ。

今だから、リスクの受容を棚卸せよ。なんて事を言えますが、当時はそんな考える余裕なんてありませんでしたよ。
睡眠の質が悪化すれば、何時間寝ても意味ありませんね。
いや、夜中に障害メールが飛んでくるのですから、殆ど寝ていないに等しいかも?(寝て無視していた時もしばしばあったけど。)


こんな事があってから、私は考え方を変えました。
最初のツイートに書いてあるとおり、リスクの許容範囲が狭いシステムについて、それなりの体制が整っていないところは、私なりの対応をすることにしました。
お陰様で、それ以降そのようなシステムに担当していませんが、聞くところによると未だにそう言う所もあるようです。


ちゃんとお客様から対価をいただいているところは、それなりに体制もしっかりしないといけませんので、そう言う所はきちんと誠意ある対応を。
対価をいただいていないところは、それなりの対応をするように社会的に認知していってほしいものですね。


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Posted by いぐぅ 06:00 | システム | comments (0) | trackback (0)

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